現代教育論

奈須 正裕


概説

 奈須さんは立教大学文学部教育学科の助教授で、駒場には非常勤講師としてきて います。教室に入ってから、生徒が静かになるまで黙って立って待っています。 2〜30分くらい待っていたこともありました。個人的な考えですが、気楽に 受けられる授業には、一般に、授業中おしゃべりをするような低レベルの生徒が 多い気がします。奈須さんも、予習いらず、復習いらず、ノートもとらなくても やっていけるという、受講負担が小さい講義なので、例にたがわずそのような生徒が 多数・・・。

 講義は、一応教科書をベースに話を進め、しばしば教育現場などのビデオを参照 します。話を聞いている分には面白かったです。現在の、教育するにあたってなされて いるさまざまな工夫を知ることができました。

受講ポイント

 評価は最終レポートのみでつけます。出席はとりませんし、途中でレポートがでる こともないので、授業に出ずに最終レポートだけ出しても単位はきます。授業でやった ことも参考にはなりますが、奈須さんはどちらかというと新しくて面白いような内容を 高く評価すると思うので、授業に出なくても不利にはならないでしょう。純粋に講義を 聞きたい人だけ出ればいいと思います。

参考:逆評定
2000年度版2001年度版2002年度版
大仏超仏