身体運動実習(スキー・スノーボード)

大築 立志


概説

 身体運動実習は基本的に2年生の夏学期・冬学期に行われるものですが、 このスキー・スノボ実習とトレーニング実習は変則的に集中形式で、2月の 終わりから3月の始めのころに1年生を対象に行われます。ただし履修届けは 2年の夏学期に出すことになります。これに書き忘れると単位はきません。

 身体運動実習は、D系列でかつ優がとりやすい(だいたい出席すれば優がくる、 ただし1単位)ので、進振り戦争を戦っている方々には人気の講義です。 なぜなら、文系にとってはD〜F系列の、理系にとってはA〜D系列の、 優がとりにくい系列で救いとなる科目だからです。この意味がわからない君、 進振り戦線から離脱していますね?
 できれば2コマとって点数を稼ぎたいところですが、2年の夏学期の 1個学期の間に2コマ身体運動実習をとるのは結構難しいです。当然 1コマ目の人が履修は優先されるわけですが、1コマ目の人たちでだいたい 全部埋まってしまうからです。だから、2コマとりたい人はこのスキー実習か トレーニング実習を受けておくといいでしょう。これを受けても、2年の 夏学期は1コマ目の履修者として扱われるので、いいことづくめ。

 スキーの定員は数十人くらいですが、スノボは10人なので、おそらく 抽選になります。今回は抽選があったのですが、当選者で来なかった人も いて、結局行ったのは7人でした。あ、言い遅れましたが私はスノボに当選 しました。スノボに当たらなかった人も、スキーの方はまだ定員に余裕が あったみたいなので、両方希望を出しておくといいでしょう。

 まず11月下旬にこの希望者を募り、抽選があったら抽選をされます。 抽選に当たった人は12月上旬にガイダンスを受けます。そして悪夢の 期末試験が終わり、ほとぼりがさめたころの2/22に学内授業が ありました。スキー・スノボの技術解説と注意、また基本姿勢の とりかたなどをパンフを見ながら講義を受けます。スノボでは実際に トレーニング体育館で練習しました。

 学外授業は2/24〜2/28に行われました。といっても24日は目的地に 行って寝るだけで、実際やったのは25〜28の4日間です。やはり 習い始めはつらかったですね〜。驚いたのが、2日目の朝、上半身が 半ば筋肉痛になっていたことです。スノボだったら普通下半身だろ〜? まあ変なところに力が入っていた、ということですが。
 スキーやスノボは友達とかと行けよ〜と言っていた人がいましたが、 初心者はこういうインストラクター(ちなみにスノボは東大生命環境科学系 の助手の工藤 和俊さん)がきちんといてくれたほうがいいと思います。 スノボも慣れてくると、周りで滑っている人のターンを見るときちんとした 技術で滑っているか、単にかっこつけでやってるなんちゃって君かどうかが わかります。きちんとした技術で滑れると斜面が急になってもなんてことは ありません。やはり基本が大切、ということですね。

受講ポイント

 学内授業、学内授業、レポートがありますが、全てきちんとこなせば 優は来ます。運良く抽選に当たった人はおもいっきり楽しんでください。