計算機プログラミングI

植田 一博


概説

 植田さんは東大の広域システム科学系の助教授です。 計算機プログラミングIは多数の教官によって開講されますが、教官によって もちろん進度や難度は異なるので、教官は選んだほうがいいでしょう。 過激派内容盛りだくさん派の方は、伊知地さん、久野さん、 田中さん、山口さんなど。へたれ派初心者向け派の方は、 植田さん、河内谷さん、開さんなど。といううわさ。実際は講義を受けたり、 講義用WWWサーバで 各先生のページを見たりして判断しましょう。

 計算機プログラミングIを受講するにあたって、cp1登録というものをする ことになるのですが、この本登録開始日の朝は、とりたい先生の所に登録 しようと待ち構える生徒が情報棟前から長い列を作り、情報棟が空くや否や 各端末に陣取ります。このときに 今週のちょっと知っ得?の コマンド履歴機能が役立つかも。なにしろ人気の先生は即刻満員になって しまうので。

 講義は、 講義用WWWサーバに ある植田さんのページを見ながら進められます。ページや植田さんの説明は なかなか丁寧で、練習問題もそれなりのものがついていて結構理解 しやすかったです。ただ、植田さん自身も言っていましたが、クラスの 説明の部分が少し難しかったです。

受講ポイント

 植田さんは初心者向けの講義なので、いろいろかっこいいプログラムを ばりばり書きたい人にはつまらないかもしれません。私はプログラムを 書くための思考回路が全くできていない人だったので、この講義は非常に 助かりました。レポートが3回出ましたが、どれも考えればできる問題 でした。「〜ができた場合に限り、+5点」というように、ボーナスも 規定されていたので、ボーナス点を稼ぐために余計な労力をつぎこまずに 済みました。試験も普通の数学とプログラムの問題なので、しっかり やればかなり高い点数がとれると思います。

買った教科書・参考書役に立ったか
やさしいJava(高橋)☆☆☆

参考:逆評定
2000年度版2001年度版2002年度版