1.「統計のウソ」という言葉がある。なぜこのようなことが言われるのか、例をあげて論じよ。
2.次のデータは、あるクラスの期末試験の成績である(50人分)。
72, | 45, | 56, | 34, | 78, | 54, | 92, | 55, | 38, | 71, |
32, | 62, | 67, | 45, | 36, | 69, | 90, | 56, | 46, | 63, |
55, | 72, | 53, | 59, | 68, | 93, | 69, | 66, | 41, | 85, |
57, | 64, | 69, | 67, | 81, | 51, | 46, | 76, | 88, | 67, |
45, | 54, | 56, | 42, | 26, | 53, | 74, | 77, | 73, | 21 |
このデータの幹葉(stem-and-leaf)図と箱ヒゲ図(box-whisker-plot)を描け。
3.5本のうち2本が当たりであるようなくじがある。はじめに甲が1本引き、ついで乙が1本引くことにして、次の場合について、甲、乙の当たる確率を求めよ。
(1)甲が引いたくじを元に戻してから、乙が引く場合
(2)甲が引いたくじを元に戻さないで、乙が引く場合
4.ある窓口への客の到着は、平均2分に1人が到着するポワソン分布に従うものとする。このとき、以下の問いに答えよ。答えはeのままでよい。
(1)5分間に1人も客が到着しない確率
(2)5分間に2人以上の客が到着する確率
(3)客の到着間隔が3分以上になる確率
5.次の問いに答えよ。
(1)ある工場で多数の製品の中から400個を任意にとりだして調べたところ、16個の不良品があった。製品全体についての不良品率pを信頼計数95%で区間推定せよ。
<注>信頼計数は信頼係数の誤りであると試験中に訂正がありました。
(2)この工場の製品の不良品率が(1)で求めた標本における比率とほぼ同じであると仮定して、その信頼区間の長さを0.01以下にするには、何個の標本を抽出する必要があるか。
6.次のデータはある母集団からの大きさ9の標本の観測値である。
−3,−1,2,3,5,6,8,8,9
このとき、母平均=0という仮説を検定するにはどうしたらよいか。モデルと検定方法を述べよ。