1.次のうち、トートロジーはどれか判定せよ。
(a)¬(φ→¬φ)
(b)(¬φ∨ψ)↔(ψ→¬φ)
(c)φ→((ψ→σ)→((φ→ψ)→(φ→σ)))
(d)(φ→(ψ∧¬ψ))→¬φ
(e)(φ→ψ)∨(ψ→φ)
2.次を証明せよ。
(a)├(P→Q)→¬(P∧¬Q)
(b)├ ¬(P∧¬Q)→(P→Q)
(c)P├ ¬(¬P∧Q)
(d)¬(P∧¬Q),P├Q
(e)∃x ¬Fx ├ ¬∀x Fx
3.次の日本語の文を(述語)論理記号で書き表しなさい。ただし、「…はカエルである」、「…は緑色である」、「…は…より大きい」をそれぞれF,G,R とせよ。
(a)いかなるカエルも緑色でない。
(b)最大のカエルが存在する。
(c)すべてのものはカエルであるか、カエルでないかのどちらかである。
(d)最小のカエルは存在しない。
4.付値関数を用いて、以下を示しなさい。
<注>適当な記号がないため、トートロジー(tautology)を┝で代用します。
(a)Γ┝φ かつ Δ∪{φ}┝ψ ならば、Γ∪Δ┝ψ,
(b)Γ┝(φ∨ψ),Δ∪{φ}┝α かつ Σ∪{ψ}┝α なら ば、Γ∪Δ∪Σ┝α.
5.命題から命題への写像*(*:PROP→PROP)を次のように定義する。
(1)このとき、((p0∧¬p1)∨p2)*の値(すなわち、*によって写された命題)がどのような形の命題になるかを示せ。
(2)φ*の真理値と¬φの真理値とが等しくなることを示せ。
(ヒント:帰納法を用いる。また、ド・モルガンの法則 ¬(φ∨ψ)↔(¬φ∧¬ψ) や ¬(φ∧ψ)↔(¬φ∨¬ψ) は自由に使ってよい。)